フリーランスで活躍されている方は・・

フリーランスとして活躍している方が初めて確定申告をするときは,不明な点や不安も大きいものと思われます。

確定申告書の基本型には3種類あり,「申告書A」「申告書B」「分離課税用の申告書」がどのようなものかを理解しておくことも必要になります。

これらの確定申告に必要になる書類の選択方法は,「不動産所得や事業所得があるかどうか?」「株式や不動産などの分離課税に該当する所得があるか?」などを基準に選択されます。

基本的には,不動産所得・事業所得がある方は「申告書B」を使用し,ない方は「申告書A」を使用することになります。

また,仕事とは別に株や不動産の譲渡があった方は,「分離課税用の申告書」を併用することになります。

したがって,フリーランスとして仕事をされている方が,初めて確定申告をするときは,原則として「申告書B」が選択されることになり,株などの取引があった場合は「分離課税用の申告書」も必要になることもあります。

それぞれの書類の書き方などについては,国税庁のホームページにも詳しく説明されていますし,愛知県にお住まいであれば,名古屋の税理士に相談することもできると思います。

サラリーマンから独立して最初の確定申告をしっかりとしておくことで,その後の会計データの管理などもスムーズに進むと思われます。